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Q&A

生体計測関連製品(EFRPシリーズ)に関するご質問にお答えいたします

Q-2.1.1 アクティブ電極は他の生体アンプに接続できますか。

Q-2.1.2 アクティブ電極と一般の皿電極(パッシブ電極)はどちらの方がよいのでしょうか。


[Q-2.1.1] アクティブ電極は他の生体アンプに接続できますか。

基本的にはインピーダンス変換のみで、増幅率1倍ですので、入力インピーダンス10MΩ以上で差動入力であれば接続は可能です。但し、他社生体アンプの出力仕様を把握しているわけではないため、弊社として接続を保証するものではありません。自己責任でご利用いただくことになります。
コネクタについても整合をとる必要は生じます。チャンネル数が多い場合も注意は必要です。
なお、シングルエンド入力のアンプ機器への接続はできません。アクティブ電極ユニットを破損する恐れがあります。

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[Q-2.1.2] アクティブ電極と一般の皿電極(パッシブ電極)はどちらの方がよいのでしょうか。

どちらもメリットデメリットがあります。
アクティブ電極は、電極上に取り付けられたインピーダンス変換アンプで、インピーダンス変換を行います。
電極からの入力をハイインピーダンスで受け出力をローインピーダンスにすることで電極ケーブルの影響を小さくできます。
また、ハイインピーダンスで頭皮面に接続するため一般の皿電極(パッシブ電極)のように頭皮面との接触面が信号に与える影響を比較的小さくできます。
屋外などのノイズ源が多い場所や被験者が作業をしている場合などの動きのある場合は、アクティブ電極が圧倒的に有利です。但し、シールドルーム内で被験者が安静にしている場合などでは。パッシブ電極よりノイズ面では不利となる場合も数多くみられます。
アクティブ電極はインピーダンス変換アンプに供給する電源ノイズ、発熱によるチップの熱雑音などもあり、このノイズが計測対象によっては不利になる場合があります。
特に高い周波数にノイズが集中する傾向があるためABRなどの計測には皿電極の方がS/N比の良い計測ができます。

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