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Q&A

計測・制御製品全体に関するご質問にお答えいたします

■ 計測製品について

Q-1.1.1 プロテクトキー(HASP)の最新ドライバーは、どのように入手するのですか?

Q-1.1.2 ADコンバータの最新ドライバーは、どのように入手するのですか?

Q-1.1.3 アプリケーションソフトウエアの中に指定するデバイス名は、どのように取得するのですか?

■ 旧製品関連(主にCONTEC製品関連)

Q-1.2.1 販売を終了した汎用計測ソフトウェアEFRP-LTの後継ソフトは何でしょうか?

Q-1.2.2 収録中に隣のチャンネルの影響が生じたり、計測データ値がずれるのですが?

Q-1.2.3 ADボードの初期化に失敗しました。と表示されるのですが?

Q-1.2.4 収録していないチャンネルにデータが混入するのですが?


[Q-1.1.1] プロテクトキー(HASP)の最新ドライバーは、どのように入手するのですか?

以下のサイトにアクセスしてください。
https://supportportal.thalesgroup.com/csm

表示された画面で「 Find Answers」と表示されたボタンを押下します。
表示された画面で「 Search the Knowledge Base 」と表示されたボタンを押下します。

ボタン押下後に表示された画面 にて、 上から以下のようにチェックまたは選択していきます (必ず上から以下の順序で設定してください 。

Product:Sentinel LDK&LDK-EMS をチェック
Category:Drivers&Runtime Packages を選択
Article Type:Downloads をチェック
Operating System:Windows をチェック

上記のチェックにより右の欄にドライバーが表示されますので、以下のRuntime 版( GUI[グラフィカルユーザーインターフェース版])をクリックしてください。

Sentinel /LDK Windows GUI Runtime Installer x.xx

ここでx.xx にはドライバーのバージョンが入っています。

ダウンロード画面が表示されますので、Click here to download file: の右側の部分をクリックしてください。

End User License Agreementのライセンス条項を確認したうえで一番下の部分の I acceptをクリックしてください。

ダウンロード先のフォルダーを指定すると、ダウンロードが開始されます。
Sentinel_LDK_Runtime_setup.zip(zip 圧縮形式ファイル)がダウンロードされますので解凍ツールなどで解凍後、フォルダ内のHASPUserSetup.exe をダブルクリックしてインストールしてください。

(本欄記述時の2024年8月9日での最終版は、2024年7月31日アップデート版の 10.11です)

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[Q-1.1.2] ADコンバータの最新ドライバーは、どのように入手するのですか?

ドライバーをインストールした時に同時にインストールされているユーティリティソフト
NI パッケージマネージャを使用して最新ドライバーを入手します。
以下、Windows11 バージョン25H2における説明となります。

NIパッケージマネージャは以下の方法で起動できます。
画面下、タスクバーにあるWindowsロゴをクリックします。
表示された画面の上に検索欄がありますので、NI パッケージマネージャと入力し検索します。
検索結果からNI パッケージマネージャと書かれた欄を選択します。

NI パッケージマネージャを起動したら、
まず画面上部に「パッケージマネージャの新しいバージョンが更新可能です。」
というメッセージが表示されているか確認してください。
表示されている場合は横の「すぐに更新」ボタンを押下します。
ボタンを押下することでNI パッケージマネージャが更新されます。

その後、更新のタブをクリックして更新があるか確認してください。
□をチェックして更新ボタンを押下してください。
名前と書かれた左横の□をクリックすると全ての項目が選択されます。
チェック後、更新ボタンを押下することで更新が自動的に開始されます。

その後、画面上のタブから「製品の参照」を選択します。
画面左の欄から「ドライバ」と書かれた項目をクリックします。
画面右にドライバのリストが表示されますが、
全てのドライバが表示されてしまうため、画面右上の検索ボックスに
「NI-DAQmx」と入力し、検索を行います。
検索されたドライバーの中から「NI-DAQmx」を選択します。
表示された画面から「インストール」ボタンを押下することで、新しいバージョンに更新できます。
(ダウンロード後のインストールになりますので、インターネット環境が必要です)

すでに最新バージョンの場合は
「インストール」ボタンが「削除」ボタンに変更されていますので操作は不要です。

2025年11月17日時点でのNI パッケージマネージャの最新バージョンは2025 Q4です。

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[Q-1.1.3] アプリケーションソフトウエアの中に指定するデバイス名は、どのように取得するのですか?

インストールされているユーティリティソフトMeasurement & Automation Explorer (MAX) を使用してデバイス名を取得します。MAX起動後、左側の表示エリアにあるマイシステムの下のデバイスとインターフェースを選択します。

ここにNI製品のデバイス名が “ ” で囲まれた形で表示されています。
なお、cDAQシリーズ(スロットにモジュールを差し込むタイプ)ではベースのデバイス名+モジュールのデバイス名として表示されていますのでこれを使用してください(例:cDAQ1Mod1))

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[Q-1.2.1] 販売を終了した汎用計測ソフトウェアEFRP-LTの後継ソフトは何でしょうか?

EFRP-LTの後継ソフトは、SENJAS-LTXとなります。
但し、対応するADコンバータがNI製のみとなりました。
また、操作性については、あまり変わりませんが、データファイル形式が異なっており、完全互換ではありません。(保守契約ユーザー様向けデータ変換サポートも既に終了しております)

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[Q-1.2.2] 収録中に隣のチャンネルの影響が生じたり、計測データ値がずれるのですが?

収録する相手機器の出力インピーダンスが高い場合に、生じることがあります。

バッファアンプを持たないスキャン型ADコンバータでは、スキャン速度を限度いっぱいに速く設定した場合、 チャンネル間のずれは少なくなりますが、同時に前チャンネルの影響が残ります。

同時性が少し犠牲になりますが、 ハードウェア設定にあるCH切替周波数を落とすことで解消する場合があります。
但し、CH切替周波数は(最大変換速度[KHz]÷(計測チャンネル数+1))以下にはできません。

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[Q-1.2.3] ADボードの初期化に失敗しました。と表示されるのですが?

ADボードが上手く認識できていません。

ハードウェア設定のメニューのところで、 ADボード種別、およびそのボードにつけられたデバイス名が正しいか確認してください。
(ハードウェアにつけられたデバイス名の確認は、 アプリケーションソフトウエアの中に指定するデバイス名は、どのように取得するのですか? を参考にしてください。)

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[Q-1.2.4] 収録していないチャンネルにデータが混入するのですが?

収録チャンネルとして設定しているが、何も接続していない場合、ADコンバータから見て接続すべき相手機器がADコンバータの入力インピーダンスより高い状態(無限大)になっています。
そのためスキャン型のADコンバータの場合、前のチャンネルの電圧がなかなか放電できません。

特に問題はありませんが、最終計測チャンネルの次のチャンネルの入力をショートすることで消すことができます。

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