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流体・応力計測

基本構成タイプ圧力センサユニットSJ-LP

調整回路やフィルター回路を省き、必要最小限の機能にすることで、部品点数を大幅削減
センサチップメーカー基準ですが、上位のSJ-SPと同じ上位ランクのセンサチップを採用
低価格を生かし、教育用、簡易計測、破損の恐れがある部分への使用等にもご利用可能
専用低ノイズAC電源の他、DC 12Vバッテリー等でも動作可
筐体は32chベースのみですが、センサチップ搭載数は1〜32個の範囲で指定可能
オプションの出荷時校正データをSENJAS-Pソフトに設定れば、上位 SJ-SPに迫る精度
弊社SENJAS-P / P64 ソフトとSJ-CALオプションの追加で更なる精度向上
最小1chから最大1344chまでの計測システムが構築可能
精密調整機能やフィルター機能を搭載した上位圧力センサー(SJ-SP)にグレードアップ可能

SJ-LP-32 SJ-LP-32側面 SJ-LP-32側面センサユニット側面
32ch圧力センサユニット [ SJ-LP-32 ]

特徴
センサ関連回路の簡素化を専用ソフトで補う思想
全圧ポートは、コネクタ接続タイプを採用
複数のユニットを連結した一体構成も可能
DC12Vアダプタの他、バッテリー駆動も可能
弊社SENJAS-P / SENJAS-P64 システムに対応
構造が簡単な為、ご要望に応じ組み込み対応可能
センサチップの交換が容易で、修理費を大幅抑制
ソケット式なので、レンジの異なるセンサに交換可

32ch センサユニット 仕様
センサタイプ 差圧計 [ 静圧側は共通 ]
計測ポート数 32 (センサチップ実装数は変更可能:1〜32)
対象周波数 0〜500Hz (弊社ソフト補正時0〜1KHz)
圧力レンジ ±1250 Pa , ±2500 Pa , ±5000 Pa , ±7500 Pa (ご購入時選択)
出力形式 シングルエンド
出力コネクタ 本体側 DX10A-68S(50) (メス)
ケーブル側 DX30A-68P(50) (オス)
フード  DX-68-CV1
(別途費用にて変更可能)
使用温度範囲 5〜 50℃(結露ないこと) 注3
[ 選別品指定時は、0〜 50℃ 範囲に対応]
全圧側ポート 外径1.6mm, 内径1.0mm 16ポートコネクタ×2
静圧側ポート M5ネジ
出力形式 シングルエンド
出力コネクタ 本体側 DX10A-68S(50) (メス)
ケーブル側 DX30A-68P(50) (オス)
フード  DX-68-CV1
使用温度範囲 0〜 50℃(結露ないこと)
適合電源 DC12〜15V SJ-SPAシリーズ、SJ-LPSシリーズ
消費電流 125mA (32ch構成DC12V使用時)
電源コネクタ EPRC05-R3M (IN)、EPRC05-R3F (OUT)
寸法 約340(W)×40(D)×115(H)mm(突起物は除く)
質量 890g

(チューブコネクタ)
  ポート形状 外径:1.6mmφ, 内径:1.0mmφ
  本体側 SJ-TC-16R(メロンテクノス製)
  チューブ側 SJ-TC-16P(メロンテクノス製)
静圧側ポート M5ネジ [下記ポートが装着可能]
  チューブ側 内径:2mm チューブ用
    内径:2.5mmチューブ用
    内径:3mmチューブ用
    内径:4mmチューブ用
    内径:4mmチューブカップリングタイプ用
    外径:4mmチューブフィッティングタイプ用
    外径:6mmチューブフィッティングタイプ用
(OUT側のみM5閉塞プラグあり)

搭載センサチップ仕様注1
直線性 ±0.5%F.S. BFSL [一定温度] 注2
定格出力 4Vp-p(0.25〜4.25V範囲:0Pa 時2.25Vの場合)
出力範囲 0.15V〜4.35V
出力誤差 ±2.5%FS(オフセット調整後)
弊社圧力計測ソフトSENJAS-P/P64使用時
・校正係数添付オプションご利用で±0.5%FS
・SJ-CAL併用で±0.2%FS

注1)センサチップに添付される性能表記は、条件などの詳細部分の確認が必要不可欠です。
本センサに使用されているチップは、直線性がレンジ全体で概ね±0.5%FSの範囲内ですが、定格出力4Vp-p(許容範囲3.9〜4.1Vp-p)となっているためオプションの校正係数取得サービスや校正システムを使用しない場合、実際の精度(勾配値を含む)は、0Paレベル調整後で±2.5%FS程度となります。
注2)BFSL(Best-Fit Straight Line)

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センサ仕様一覧表
センサ仕様一覧表
   
全圧ポート適合表
全圧ポート適合表

静圧ポート適合表
静圧ポート適合表

外部センサ適合表
外部センサ適合表


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校正係数添付サービス

サービス内容
 SJ-LPセンサの校正係数添付オプションです。
 SJ-LPに搭載されたセンサチップは、電圧ー圧力間の 直線性は比較的良いのですが、出力電圧レンジの許容幅
は大きめに設定されています。
 本サービスは、圧力校正器を使用し、電圧ー圧力変換 関数の正確な勾配値(変換係数)を添付するサービスで
す。
 校正係数を弊社多点計測ソフトSENJAS-Pシリーズ等 に設定することで、計測精度の向上が見込めます。

SJ-LPセンサチップの変換係数勾配誤差を吸収
正確なセンサ出力を調整できないSJ-LPセンサ向け
SJ-LPセンサの購入時、購入後のいずれにも対応
圧力計測ソフトSENJAS-P および P64に設定可能
チューブ補正不要ならSENJAS-LTXにも設定可能
SENJAS-P シリーズユーザーにはファイル形式提供


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SJ-LPセンサ → SJ-SPセンサ グレードアップサービス

SJ-LPセンサ → SJ-SPセンサ のメリット

全体的にバランスのとれた精度向上
チャンネルごとに校正、検査結果も標準添付
リソースの共通化により部品の有効活用
0Paが0Vで直感的にわかりやすい
出力が大きいため接続ラインの混入ノイズに有利
ローパスフィルタの搭載が可能
価格を抑えて導入し、その後の性能アップも可能

変更について
SJ-LPに搭載されているセンサチップをそのまま使用。
内部マニホールドはそのまま使用
チューブポートはそのまま使用
センサチップ搭載基板は、アンプ内蔵基板に交換。
筐体は、SJ-SP縦型仕様の筐体に変更。
内部チューブ類は、全て新品に交換
各チャンネルごとに校正、検査成績書(校正シート)添付
出力は、±10Vに変更(ご指定により±5Vも可能)
注)接続ADコンバータの仕様要確認
出力レベルは、±10VになるためADコンバータまでの混入ノイズの確認等がしやすく、低減にも有利です。
また、校正直線はBFSLにて調整されていますが、圧力0Paで出力もほぼ0Vとなるため正負圧力やオフセット値、ノイズ量などを直感的に確認しやすくなります。


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